東芝と元役員5人全員が争う姿勢 株主訴訟、東京地裁

2016/3/4 12:36
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東芝の不適切会計問題によって株価が下落し、損害を受けたとして、関東などの個人株主50人が同社と西田厚聡元社長ら元役員5人に総額約3億円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が4日、東京地裁(金子直史裁判長)で開かれた。

東芝と元役員5人全員が争う姿勢を示し、元役員の一部は「違法な利益のかさ上げを行ったり容認したりした事実はない」として、不適切会計への関与を否定した。

原告は有価証券報告書の虚偽記載があったとされる2008年度以降に東芝株を購入した東京や北海道など15都道県の40~80代の男女。訴状で「虚偽記載で誤った投資判断をさせた」と主張し、同社と西田元社長のほか、元社長の佐々木則夫氏と田中久雄氏、最高財務責任者だった村岡富美雄氏と久保誠氏を訴えた。請求額は株を売却した原告は購入価格と売却価格の差から、保有中の原告は結審時の想定株価を1株200円として購入価格との差から計算した。

一連の集団訴訟はすでに大阪地裁で弁論が開かれたほか、福岡地裁でも18日に第1回口頭弁論が開かれる。

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