南極で過去最高気温を観測か 17.5度、温暖化の影響も

2015/4/3付
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【シドニー=共同】南極大陸の半島部分で、南極としては過去最高の可能性がある気温17.5度が観測されていたことが分かった。英紙ガーディアン(電子版)などが2日までに報じた。これまでの最高気温は1961年に同じ地点で観測した17.1度とされている。今回の観測気温が正式に確認されれば、地球温暖化の影響を示すとの見方が出そうだ。

観測地点は南極半島のエスペランサ基地(アルゼンチン)で、3月24日に記録した。同紙によると、前日にも近くのマランビオ基地(同)で17.4度が観測された。

今回の気温について、観測の妥当性を判断する世界気象機関(WMO)が観測機器の状態や観測の手法、周辺の気温との整合性を検証している。

エスペランサ基地は南米大陸に向かって突き出た半島の先端部分にあり、南極圏の外に位置することから、同基地の気温を「南極の気温」とみなすのが妥当かどうか議論の余地もあると同紙は伝えている。南極点の近くでは74年に観測した15度が最高とみられている。

地球温暖化との因果関係についてはもっと長期の傾向を調べる必要があるとする専門家もいる。

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