/

集団移転で「まちびらき」 石巻、被災地で最大規模

東日本大震災の津波で大きな被害に遭った宮城県石巻市は3日、5つの新たな居住区域など、内陸で整備している集団移転地の合同の「まちびらき」式典を開催した。いずれも既存の市街地近くに造成し、将来は被災者計約7千人が移り住むことを想定している。

工事は2018年度までかかる予定だが、災害公営住宅などへの入居が始まっており、式典により被災地最大規模の移転事業を全国にPRし、住民のコミュニティー形成にも役立てたい考えだ。

亀山紘市長は「復興はこれからが正念場。まちびらきを新たな一歩を踏み出す節目として、魅力と活力ある地域に発展させたい」とあいさつ。新たに造った公園に全国の支援に感謝を込めて「返礼」が花言葉のハナミズキ約30本を植樹した。

集団移転地の災害公営住宅に4月に入居した会社員、近藤美紀さん(39)は「仮設住宅では、被災したという気持ちが続いていた。移転地はまだ人が少なく静かだが、式典のような活気が生まれてほしい」と願った。

移転地の各区域は海から1~4キロほど内陸で、田んぼだった場所などに造成。市によると、災害公営住宅計1263戸、自力で再建する住民向けの宅地計1444区画を抱える5つの居住区域と、県の合同庁舎をはじめ公共機関などを集積する1地区を整備する。10月末時点で被災者が移り住んだのは公営住宅46%、宅地6%にとどまる。

市はこのほか、津波被害を受けた沿岸部で高台移転地を整備している。〔共同〕

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

関連キーワード

セレクション

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン