雲仙・普賢岳の犠牲者追悼 大火砕流26年、市民ら献花

2017/6/3 10:43
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雲仙・普賢岳の大火砕流から26年を迎え、追悼碑に献花する島原市の古川隆三郎市長(中央)ら(3日、長崎県島原市)=共同
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雲仙・普賢岳の大火砕流から26年を迎え、追悼碑に献花する島原市の古川隆三郎市長(中央)ら(3日、長崎県島原市)=共同

 長崎県の雲仙・普賢岳で消防団員や報道関係者ら43人が犠牲となった大火砕流から26年を迎えた3日、地元の島原市は鎮魂の祈りに包まれた。市内の慰霊碑前には献花台が設けられ、市民らは噴火災害の教訓を忘れないとの思いを新たにした。

 古川隆三郎市長は同市仁田町の慰霊碑前で献花後、報道陣の取材に「災害には常に備えないといけない。教訓を後世に伝え、安全、安心な町づくりに努める」と語った。

 同市の佐藤均さん(79)は消防団員だった長男、透さん(当時24)を亡くした。「息子のことを忘れたことはない。『元気に見守ってくれ』とお願いした」と静かに話した。

 同市平成町にある消防団員の慰霊碑前にも献花台が置かれ、団員やその家族らが手を合わせた。

発生時刻の午後4時8分には、市内でサイレンが鳴らされ、市民らが黙とうする。

 大火砕流は1991年6月3日に発生。消防団員や警察官、報道関係者らが犠牲となった。93年6月の火砕流でも1人が死亡し、96年6月3日に終息宣言が出された。〔共同〕

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