強度不足疑いのメーカー製鋼材、8原発13基で使用

2016/9/2 19:56
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フランスの原子力発電所で強度不足の疑いがある鋼材が使われていた問題で、関西電力九州電力など6社は2日、全国8原発13基の原子炉圧力容器に、同じメーカー製の鋼材が使われていたと原子力規制委員会に報告した。今後、使われた鋼材の強度を確かめ、10月末までに規制委に報告する。

電力各社によると、問題の鋼材をつくった日本鋳鍛鋼(北九州市)製の鋼材が使われていたのは、東京電力福島第2原発2、4号機、北陸電力志賀1号機(石川県)、関電高浜2号機(福井県)、同大飯1、2号機(同)、日本原子力発電敦賀2号機(同)、四国電力伊方2号機(愛媛県)、九電玄海2、3、4号機(佐賀県)、現在稼働している同川内1、2号機(鹿児島県)の圧力容器。

仏規制当局は今年6月、同国の原発18基で成分の偏りのために強度が低下している恐れがある鋼材が使われていたとして、電力公社に強度を確認するよう求めた。鋼材は仏メーカー、クルゾ・フォルジュと日本鋳鍛鋼が製造。規制委は8月、日本の電力各社に確認を指示していた。

仏当局は、18基についてもただちに安全上の問題が生じるわけではないとして、運転を継続している。

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