山口組9回目の暴力団指定決定 兵庫公安委

2016/6/3 1:40
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兵庫県公安委員会は2日、暴力団山口組(総本部・神戸市灘区)を暴力団対策法に基づき再指定することを決めた。近く官報に公示される。期間は6月23日から3年間で、指定は9回目。

警察当局は山口組と分裂した暴力団神戸山口組(本部・兵庫県淡路市)が対立抗争状態にあると認定。さらに激化すれば、規制内容がより厳しくなる「特定抗争指定暴力団」に両団体を指定することも検討する。

5月26日の国家公安委員会が、犯歴のある構成員の割合など指定の必要要件を満たしていると確認したため、再指定が決まった。山口組は3月の意見聴取に欠席した。県公安委は4月、神戸山口組を指定暴力団としている。

神戸山口組を巡っては5月31日、岡山市南区で同組系「池田組」の幹部が射殺される事件が起きた。警察庁は3月に山口組と神戸山口組の対立抗争状態を認定して以降、初めて発砲事件による死者が出た事態を重視。全国の警察に、両組織への取り締まりの強化や抗争の続発防止の徹底を求める通達を出している。市民の安全を守り、両組織の壊滅、弱体化に努めることも促した。

幹部の射殺事件について、岡山県警は両組織の分裂を巡る抗争の可能性があるとみて、殺人容疑で捜査している。〔共同〕

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