「ウィッツ」問題で伊賀市に措置要求 文科相

2016/8/2 11:21
保存
共有
印刷
その他

国から教育特区の認定を受けた三重県伊賀市が設置を認可した「ウィッツ青山学園高」の広域通信制について、馳浩文部科学相は2日、構造改革特区法に基づき、伊賀市の岡本栄市長に、9月30日までに不適切な教育活動の改善を促す措置要求の文書を手渡した。特区制度で措置要求が出るのは初めて。

文書は1日付で安倍晋三首相との連名。(1)面接指導は特区内で行う(2)教員の数を、教育上支障のない程度とする(3)法令や学習指導要領に基づく教育をする――などの確実な履行を求めた。

馳氏は「改善の見込みがなく、特区法に適合しないと認められる場合は、認定を取り消すことがあることを踏まえ、対応に万全を期してもらいたい」と強調した。

同校はテーマパークで土産物を買った際のお釣りの計算で数学を履修したとみなすなど不適切な授業をしていたため、文科省が伊賀市に指導の徹底を要求。伊賀市は5月、教育内容の改善や適切な教員数の確保を同校の運営会社に命令したが、今も本来20人超が必要な教員数が6人しか確保できないなど不十分な対応にとどまっている。

文書を受け取った岡本市長は、報道陣に「学校側は覚悟を定めて是正に取り組んでもらいたいし、われわれも指導していきたい」と話した。〔共同〕

日経電子版が最長2月末まで無料!
初割は1/24締切!無料期間中の解約OK!

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]