毎日放送社員が1000万円着服 刑事告訴はせず
毎日放送(大阪市)の40代の男性社員が、番組制作費計約1千万円を着服していたことが2日、分かった。男性に弁済の意思があることなどから刑事告訴はせず、社内処分する方針。
男性は制作局所属の部次長で、番組の小道具などを担当。2001年12月から08年12月にかけ、制作会社に費用を余分に請求させ、水増し分を現金でキックバックさせていた。男性は「遊興費などに使った」と話しているという。毎日放送は「誠に遺憾。改めて再発防止に努めたい」とコメントした。〔共同〕
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