2019年1月18日(金)

イラクのハトラ遺跡、危機遺産に 「イスラム国」が破壊映像

2015/7/2付
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【ボン=共同】ドイツで開かれている国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産委員会は1日、イラク北部のハトラ遺跡について「危機遺産」に追加することを決めた。同遺跡は過激派組織「イスラム国」(IS)が破壊したとする映像を公開、被害の程度をめぐり懸念が広がっている。

危機遺産には紛争や自然災害で重大な危険にさらされている世界遺産を登録。保全のための国際的な協力や財政支援を受けることを可能にする。最近ではシリア内戦で荒廃したパルミラ遺跡や古都アレッポが危機遺産となった。

同日の審議では委員国から遺跡の現状を心配する声が相次ぎ、各国は現地での戦闘が収まり次第、イラク政府を支援する考えで一致した。

ハトラ遺跡は北部モスル南西約100キロの砂漠地帯に位置する約2千年前に栄えた古代都市。巨大な石柱が並ぶ神殿が有名で、1985年に世界遺産に登録された。

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