2017年11月19日(日)

特養待機者が都内で減少 15年、入所条件の厳格化影響か

2016/7/1 21:12
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 都内の特別養護老人ホーム(特養)で2015年の待機者が13年に比べて18%減少したことが1日、東京都高齢者福祉施設協議会の調査で分かった。背景には政府の介護費抑制策で15年4月から新規の入所対象が重度の人に限定されたことなどがあり、全国で同様の状況が起きているとみられる。

 要介護度が低くても生活面での介護に手間がかかる高齢者は多く、同協議会は「適切な施設に入ることができない人がいる可能性がある」と指摘している。

 調査は今年1~2月、都内の特養457カ所を対象に実施し、242カ所から回答があった。1施設当たりの平均待機者(人数)は、13年11月の360.0から15年11月には296.3となり、17.7%減少。入所要件が昨年から要介護3以上に限定されたことを要因に挙げた施設が6割を超えた。

 建設費などに公的支援のある特養は低所得者らを優先的に受け入れているが利用料が割安な分、待機者が多く、入所要件が厳しくなる前の14年時点では全国で約52万人に上っていた。〔共同〕

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