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鉱山で汚水排出、データも改ざん 秋田・排水処理会社

1978年に閉山した尾去沢鉱山(秋田県鹿角市)で、廃水管理をしていた会社が、鉛濃度や酸性度が基準値を超えた廃水の一部を2005年から8年余りにわたって無処理のまま流し続け、データも改ざんしていたことが2日までに、分かった。

経済産業省関東東北産業保安監督部は、鉱山保安法などに違反したとして、廃水処理をしていた処理会社「エコマネジメント」(東京)を厳重注意し、補助金約2千万円の返還を命令した。環境被害は確認されていない。同社は三菱マテリアル(東京)の子会社で休廃止鉱山の環境管理をしている。

同監督部によると、エコマネジメントは05年4月~13年7月、雪解けや大雨で増水した時期に処理できなくなった廃水を、無処理のまま隣接する米代川に流出。当時の処理能力は毎分1.5トンだったが、増水時は最大毎分約13トンになるといい、違反した日数は計491日あった。無処理のまま流した廃水は、鉛が基準値の1.5倍。数値が小さいほど酸性度が高いpHも3前後で、基準値の5.8~8.6より高かった。

同社によると、東京の本社の技術職員が昨年9月、地元の処理所でデータが改ざんされていることを確認。監督部への報告の書類も適正な数字に書き換えられていたという。同社は「地元の皆さまに迷惑をかけて申し訳ない。対策に全力を尽くす」とコメントしている。

監督部が返還を命令した補助金約2千万円は違反のあった491日分で、今後、補助金は1年半停止される。〔共同〕

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