2019年8月22日(木)

「神戸山口組は内部対立」 警察庁、警戒強め情報収集を指示

2017/5/2 1:32
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暴力団神戸山口組(兵庫県淡路市)から離脱した一部幹部が新組織の結成を進めているのを受け、警察庁は1日、兵庫県警や警視庁などの担当者を東京都内に集めて会議を開き、情報収集と取り締まりの強化を指示した。警察庁は離脱幹部らの一連の動きについて、神戸山口組が現状では内部対立状態にあるとみており、警戒を強めている。

関係者によると、新組織の名称は「任侠団体山口組」で、神戸山口組傘下の有力団体「山健組」(神戸市)の織田絆誠元副組長(50)が代表を務めるという。離脱したのは一部とみられるが、今後、構成員の流動によっては新組織の規模が大きくなる可能性もある。

神戸山口組から分裂すれば新組織のメンバーは指定暴力団に対する暴力団対策法の規制の適用外となる恐れがあるが、警察庁は現状を「分裂ではなく内輪もめのような状態」とし、引き続き暴対法の規制を適用する。

一方、警察庁はこの日の会議で、神戸山口組が内部対立状態にあることから、トラブルが発生して一般人に被害が及ばないよう暴力団事務所周辺の警戒も指示した。

神戸山口組は2015年8月、暴力団山口組(神戸市)から分裂して結成された。16年4月に暴対法に基づき指定暴力団に指定された。

警察庁によると、昨年末時点で山口組の構成員は約5200人、神戸山口組の構成員は約2600人となっている。〔共同〕

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