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神社に油、米在住の男に逮捕状 建造物損壊の疑い

千葉県の香取神宮(香取市)に油のような液体をまいた疑いが強まったとして、千葉県警が建造物損壊容疑で、米国に住む日本国籍の52歳男の逮捕状を取ったことが1日、捜査関係者への取材で分かった。全国各地の寺社で油のような液体がまかれているのが見つかっており、関連を調べる。

捜査関係者によると、男は米ニューヨーク在住で医師とみられ、宗教団体の創始者と称している。3月下旬、香取神宮の建造物に液体をかけた疑いが持たれている。

旅券法に基づき、男にパスポートの返納命令を出してもらうよう、外務省に要請することも検討している。

事件をめぐっては、奈良市の東大寺や京都市の二条城など、警察庁が5月29日時点で16都府県、48の寺社や城で被害を確認している。千葉県内ではほかに成田山新勝寺などが被害に遭った。

男が関係する宗教団体は東京都心の高層ビル内のレンタルオフィスに事務所を置いている。1日午前、団体関係者を名乗る女性は電話取材に「(逮捕状が出ている男は)開業医で、ふだんはニューヨークにいる。今年は1月の集会に(日本へ)来ただけだ」と話した。

これまでの調べで、香取神宮や成田山新勝寺が被害に遭った日に防犯カメラに映っていた男とよく似た人物が、別に被害に遭った奈良県内の寺のカメラにも映っていたことが判明している。

千葉県警は県外の被害についても奈良県警などとともに関連を調べる。〔共同〕

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