担当医、虚偽作成を示唆 京都府医大病院事件で府警聴取に

2017/3/1 11:36
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暴力団山口組淡海一家の総長、高山義友希受刑者(60)を巡る京都府立医大病院(京都市)の虚偽診断書作成事件で、男性担当医(44)が京都府警の任意の事情聴取に対して、虚偽書類の作成に関与したことを示唆する話をしていることが1日、捜査関係者への取材で分かった。説明には変遷があり、府警は慎重に裏付けを進める方針。

捜査関係者によると、吉村了勇病院長(64)や担当医らは、2015年8月、腎臓移植の手術後に実刑が確定した高山受刑者の健康状態について、「収監に耐えられない」とする虚偽の回答書を作成、検察側に提出した疑いが持たれている。

担当医は昨年、府警の任意聴取に対し、「収監に耐えられると思ったが、病院長から指示されて耐えられないとの書類を書いた」と話したが、2月23日に出した文書では「回答内容に一切虚偽はない」と説明していた。府警がその後、改めて担当医から事情を聴くと、虚偽の書類を作成したことをほのめかす話を始めたという。

一方、吉村病院長は2月16日の記者会見で「虚偽の書類を作成したことは一切ない」と疑惑を否定。府警による任意の聴取に対しても同様の説明をしたとみられる。〔共同〕

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