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結核、低まん延国へ新目標 東京五輪に向け厚労省

厚生労働省の結核部会は1日までに、1年間に新たに結核と診断される患者数を2020年までに10万人当たり10人以下とする目標を定め、対策を強化していくことを決めた。

10人以下は世界保健機関(WHO)が定める結核の低まん延国の条件。

日本は先進国の中では結核の罹患(りかん)率が高いことが問題となっており、20年の東京五輪・パラリンピックまでの達成を目指す。今年の夏をめどに予防指針を改正し、新目標を盛り込む。

15年の実績は14.4人で、現在の予防指針に定めた15人以下との目標を達成した。新たな目標に向け、患者だけでなく、症状が出ていない感染者への治療の徹底などを進める。

15年の国内の新規結核患者は1万8280人で、前年から1335人減った。高齢化が進んでおり、新規患者の4割近くが80歳以上だった。

10万人当たりの新規患者数は大都市で多く、大阪市が34.4人、名古屋市が22.4人。一方、山形県や長野県など9道県では10人を下回った。〔共同〕

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