台湾高雄市で大規模な爆発 24人死亡、270人負傷

2014/8/1付
保存
共有
印刷
その他

【高雄=共同】台湾南部の拠点都市、高雄市中心部で1日午前0時(日本時間同1時)ごろ、大規模な爆発があり、消防当局によると、24人が死亡、270人が負傷した。地下から漏れた工業用の化学物質の気体に引火し、爆発が広がった可能性があるとみて当局が調べている。

現場は鉄道の高雄駅南東の市街地で、2~3平方キロの広い範囲で相次いで爆発が起きた。日本人も暮らしているとみられる地域で、日本の対台湾窓口機関、交流協会高雄事務所が日本人被害者がいないかどうか確認を急いでいる。

政府は軍なども投入し、周辺住民の救出や避難の作業に当たった。発生の数時間前からガス漏れの通報が寄せられており、爆発前に地元企業が生産している化学物質の気体の漏れが検出されていたとの情報もある。

街中では爆発音が次々と響きわたり、幾つもの巨大な炎が立ち上った。道路には大穴が開き、黒焦げになった車が多数横転。がれきや割れたガラスで埋め尽くされ、人々がその脇をぬって口を覆いながら避難した。

住民は「地震が起きたのかと思った」と声を震わせた。地面に開いた穴から次々と住民が救助されたが、何人もの人々が白い布を顔まで掛けられ、路上に横たえられていた。

高雄市は人口約280万人で、南部の最大都市。交流協会高雄事務所によると、在留邦人は約1300人、日系企業約170社が進出し、日本人学校もある。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]