2019年7月19日(金)

偽造キャッシュカード被害、3年ぶり増加 15年度13%増

2016/6/26 19:42
保存
共有
印刷
その他

偽造キャッシュカードによる被害が再び増えている。金融庁がまとめた2015年度の被害件数は339件で前年度比13%増加。3年ぶりに増加に転じた。カード被害を巡っては、今年5月にも偽造した海外のクレジットカードでATMから一斉に現金が引き出される事件が起きている。犯罪集団が動きを活発化させているとの指摘もある。

金融庁によると、偽造キャッシュカードによる預金の不正引き出し件数のピークは05年度の911件。銀行側は新たに発行するキャッシュカードを原則、偽造しにくいICチップ付きに変更。磁気ストライプだけの場合でも、暗証番号などの情報を抜き取られないように工夫してきたことで被害件数は減少傾向にあった。

15年度も水準自体はピークの3分の1にとどまるものの、3年ぶりに増加。インターネットバンキングを使って預金を不正に引き出す被害も7%増の1509件となり、そろって増加した。平均の被害額は偽造カードが46万円、ネットバンキングが158万円だった。

一方、今年5月には偽造した海外のクレジットカードを使い、全国のコンビニATMから約18億円が一斉に引き出される事件が発生した。振り込め詐欺などの犯罪集団が手口を多様化させている可能性があり、金融庁も警戒を強めている。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報

新しい日経電子版のお知らせ

より使いやすく、よりビジュアルに!日経電子版はデザインやページ構成を全面的に見直します。まず新たなトップページをご覧いただけます。

※もとの電子版にもすぐ戻れます。