サービス価格、11月3.6%上昇 円安や人手不足で
日銀が25日発表した11月の企業向けサービス価格指数(2010年平均=100)の速報値は102.9となり、前年同月比3.6%上昇した。消費増税の影響を除いた上昇率は0.9%だった。前年同月比上昇率はともに10月と同じだった。円安や人手不足などに伴う値上げを受けて、前月比では増税を含む指数と除く指数がともに0.4%上昇した。
企業向けサービス価格指数は運輸や通信など企業間で取引されるサービスの価格水準を示す。
増税を除く指数で、外航貨物輸送は円安によって円建て価格が上がり、前年同月比6%上昇した。トラック運転手の人手不足による賃上げなどが影響し、宅配便など道路貨物輸送も上昇した。
全147品目のうち前年同月比上昇したのは88品目、下落は30品目だった。両者の差は58品目と比較可能な11年以降で最も大きく、値上げの裾野の広がりを示した。「企業収益は好調で、サービス支出は底堅い」(日銀調査統計局)という。
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