17年の賃上げ実施8割 ベアは3割超、民間調べ

2017/6/21 20:15
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東京商工リサーチは2017年の賃上げ状況の調査をまとめた。4月に賃上げを実施した企業は全体の82.6%で前年比で2.6ポイント上昇した。賃金のベースアップ(ベア)を実施した企業も34.5%と9.3ポイント伸びた。人手不足を背景に人材流出を防ぐために賃上げに踏み切った企業が多かったという。

資本金別に見ると、1億円以上の企業では86.6%が賃上げをした。1億円未満でも82%が実施するなど中小企業にも賃上げが波及している。実施の内訳は「定期昇給のみ」が29.6%で、「定期昇給とベア」が15.5%だった。

定期昇給の上げ幅は「5000円以上1万円未満」が27.3%で最多。ベアの上げ幅も「5000円以上1万円未満」が21%と最も多かった。

賃上げの実施理由は「従業員を定着させるため」が52.8%と過半数を占めた。このほか「業績回復」(20.5%)、「他社の賃金動向」(9.2%)と続いた。

調査は5月12~23日にインターネットでアンケートを実施し5913社から回答を得た。

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