ビッグデータで経済指標、経産省が試験運用
経済産業省は19日、ツイッターのつぶやきなどビッグデータと人工知能(AI)を活用した新たな経済指標サイト「ビッグデータスタッツ」を試験公開した。統計はデータ収集から公表まで時間がかかるが、AIで分析することで景況感がすぐに分かる。経産省は「おおよその傾向をつかむには交流サイト(SNS)は有効」とみている。
公開した新指標は3つ。野村証券が開発した「SNS×AI 景況感指数」と「SNS×AI 鉱工業生産予測指数」。調査会社のGfKジャパン(東京・中野)が手掛けた「POS 家電量販店動向指標」。