AIがケアプラン作成 産業革新機構など新会社
官民ファンドの産業革新機構は14日、人工知能(AI)を活用して介護サービス計画(ケアプラン)を提供する新会社を設立すると発表した。出資総額は15億円で、機構が最大8億円を出して筆頭株主になる。介護大手のセントケア・ホールディングや日揮、ツクイも資本参加する。
新会社は「シーディーアイ(CDI)」。現在、ケアプランはケアマネジャーらが要介護者の状態を判断して作成している。CDIは過去のデータをAIに学習させ、要介護者に合ったケアプランを作る。介護現場の人手不足が進むなか、AIでコスト減と省力化につなげる。
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