攻めの農業、経産省の力借りて 農水省が初の交流人事
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農林水産省は1978年に現在の省名になって以来、初めて他省庁から局長級の人材を迎え入れる。環太平洋経済連携協定(TPP)の発効をにらみ、経済産業省から井上宏司産業技術環境局長を農水産物輸出の要となる食料産業局長として迎える。本川一善農水次官の後任に就く奥原正明経営局長も農協法の改正に携わるなど改革派で知られる。交流人事をテコに改革を進める。
「農水省は明治14年(1881年)に農商務省として発足...
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