2019年1月20日(日)

公的年金の運用益5.1兆円 4~6月、株高追い風

2017/8/4 20:34
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公的年金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は4日、2017年4~6月期の運用益が5兆1153億円になったと発表した。黒字は4四半期連続。米国の利上げなどを背景に円安傾向となり、国内株などが上昇したことが追い風となった。

6月末時点の運用資産額は149兆1987億円。市場で運用を始めた01年度から累積した収益額は58兆4756億円となった。

資産別に収益額をみると、国内株式が2兆3161億円、外国株式が1兆9124億円となった。4~6月の株価はフランス大統領選など政治情勢の不透明感から一時下落したが、米連邦準備理事会(FRB)の追加利上げなどを受けて上昇した。外国債券は円安効果が追い風となり、収益額は8809億円だった。一方、国内債券は14億円の損失を計上した。

6月末時点の資産構成の割合は国内株式が24.41%、外国株式が23.91%と比較できる08年度以降で過去最高。一方、国内債券は30.48%と過去最低だった。低金利下で再投資しにくい環境が続いている。

野村証券の西川昌宏チーフ財政アナリストの試算によると、7月の収益額は約7千億円を見込む。

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