2019年6月18日(火)

革新機構、炭素素材ベンチャーに最大7億円出資

2016/3/3 19:40
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官民ファンドの産業革新機構は3日、炭素系の新素材「グラフェン」の量産技術を持つベンチャー、インキュベーション・アライアンス(神戸市)に最大7億円を出資すると発表した。熱や電気を通しやすく、電子機器分野で広く活用が見込まれるグラフェンの大量生産を目指す。革新機構の出資と並行して花王も研究開発に参画し、技術面でサポートする。

革新機構はインキュベーション・アライアンス社の第三者割当増資を引き受ける。最大で同社の発行済み株式総数の3割程度になる。出資後は、同社に社外取締役を派遣して経営面のサポートをする。

グラフェンは炭素の原子だけでできたシートで厚さは1ナノ(10億分の1)メートル。ダイヤモンドよりも硬く、アルミなど金属より10倍以上の熱伝導度がある。放熱性や耐久性に優れており、ウエアラブル端末や自動車の軽量化などでの活用が期待されている。

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