プーチン氏来日の道筋探る 日ロ次官級協議

2015/2/12付
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【モスクワ=田中孝幸】日ロ両政府は12日、北方領土問題などに関する外務次官級協議を開いた。両国首脳が昨年11月に合意したプーチン大統領の年内の来日に向けて、岸田文雄外相の訪ロなど関連する準備を共同で進めていくことを申し合わせた。

次官級協議は2014年1月以来約1年ぶりで、杉山晋輔外務審議官とモルグロフ外務次官が出席した。北朝鮮の核問題や中東の過激派「イスラム国」対策などについても意見交換し、次回の協議を東京で開くことも決めた。

日本は夏までに岸田文雄外相の訪ロを実現させ、年後半にプーチン氏の来日を実現させる戦略を描く。米欧による経済制裁や原油安で苦境に陥っているロシアには日本との協力を一段と強化し、対ロ制裁における日本と米欧の連携にくさびを打ち込みたい思惑がある。

プーチン政権との対立を深める米国政府は、かねてプーチン氏の来日に慎重に対処するよう日本側に求めている。日本政府内では「ウクライナ和平の定着のメドがなければ岸田外相の訪ロすら難しい」(外務省幹部)との見方も多い。

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