参院議員の平均資産は2990万円 前回比20%減

2017/1/4 10:00
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2016年7月の参院選で当選した議員121人の資産報告書が4日、国会議員資産公開法に基づき公開された。共同通信の集計では、株式を除く預貯金などの金融資産と土地、建物を合わせた資産の平均額は2990万円となった。前回(14年1月公開)の3770万円から20.7%減となった。首位は、法律相談サイトなどを手掛ける「弁護士ドットコム」社長で初当選した元栄太一郎氏(自民党)で、14億3594万円に上った。

資産額が1億円を超えたのは元栄氏と、2位で1億964万円の大野元裕氏(民進党)だけだった。国会議員の資産公開が始まった1993年以来、最も少なかった。

女性のトップは、女性ボーカルグループ「SPEED」メンバーで初当選した今井絵理子氏(自民)。121人中でも3位となる9899万円だった。

参院議員は3年ごとに半数の121人が改選される。資産1位は、前回14年が飲食チェーン「ワタミ」の元会長渡辺美樹氏、前々回11年がタリーズコーヒージャパン創業者の松田公太氏で、ともに実業家の新人議員だった。今回の元栄氏で3回連続して同様の傾向になった。

株式は銘柄と株数だけの公開。預貯金(普通預貯金などを除く)などや不動産を持たず金額で表れる資産がゼロだった議員は15人いた。

衆院からのくら替えを含む新人議員44人について見ると、平均は4813万円。元栄氏や今井氏が大きな資産を持つ一方、半数の22人が1千万円以下で二極化した形だ。

政党別の1人当たりの平均は、自民党が4688万円で1位となり、日本維新の会の2650万円が続いた。以下、民進、社民、自由、共産、公明各党の順となった。

各資産の1人当たりの平均は、預貯金など1709万円、土地605万円、建物676万円。借入金の平均は1447万円だった。〔共同〕

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