2018年9月24日(月)

「新党ブーム、混乱と低迷生んだ」 首相強調
自民幹事長会議

2017/9/30 11:32
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 安倍晋三首相(自民党総裁)は30日午前、党本部で開いた全国幹事長会議で、10月10日公示―22日投開票の衆院選に向け「厳しい選挙戦において、しっかりと愚直に、まじめに政策を訴えていく」と語った。小池百合子東京都知事が代表を務める新党「希望の党」の若狭勝前衆院議員は読売テレビ番組で、過半数(233)の候補擁立より基本政策の一致を重視する考えを示した。

 首相は民進党が希望の党に合流する動きを念頭に「2009年や1993年にブームが起こり、我々は政権を失った。生まれたのは混乱と経済の低迷だ」と強調。「北朝鮮の脅威は戦後、最大といっていい。いかにして国民の命と平和な暮らしを守るのかを問う選挙だ」と述べた。「少子化が進む中、子どもたちの日本の未来をいかに切り開いていくかを問う大切な選挙戦だ」と訴えた。

自民党の全国幹事長会議であいさつする安倍首相(30日午前、自民党本部)

自民党の全国幹事長会議であいさつする安倍首相(30日午前、自民党本部)

 党執行部は全国幹事長会議で公約の骨子を提示した。特出すべき政策課題は(1)北朝鮮問題(2)アベノミクス(3)生産性革命(4)人づくり革命(5)地方創生(6)憲法――とした。出席者からは「いくら政策を訴えても風に流されるのではないか」と不安の声も上がった。

 小池氏は30日夕、大阪府内で日本維新の会代表の松井一郎大阪府知事、大村秀章愛知県知事と共通政策を発表する予定。小池氏に近い若狭氏は番組で、維新との連携について「選挙協力したほうがいいなら、そういう選択肢もある」と述べた。

 若狭氏は、民進党出身者を含める可能性がある希望の党の2次公認を週半ばに決定する方針を示した。候補者の擁立については「政権交代のための数をそろえないといけないとなると、基本的な考え方がかなり違う人でも公認候補で入ってしまいがちだ」と指摘。「政策や考え方が一致する人たちかどうかを見極める」と述べた。

 民進党の前原誠司代表は30日午前、同党本部で最大の支持団体である連合の神津里季生会長と会い、希望の党への合流に向けた調整状況を説明した。神津氏は、希望の党が民進党出身者を選別する方針を示していることに関し「おかしい。皆で行くことが一番望ましい」と記者団に語った。

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