北朝鮮、G7の警告無視 ミサイルの多種化進める
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【ソウル=峯岸博】北朝鮮が29日、弾道ミサイルを再び発射した。主要7カ国(G7)が首脳宣言で「新たな段階の脅威」と核・ミサイル計画の完全放棄を迫ったばかりだが、その警告を無視するように日本の排他的経済水域(EEZ)内に落下させた。ミサイル発射は2017年に9回、12発を数える。射程・精度・機動性の技術向上を誇示し、日米中の包囲網を揺さぶっている。
「緊迫した朝鮮半島情勢を最悪の爆発の境界に追いこむ...
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