2019年1月22日(火)

第一生命、保険料収入で日生抜き首位 4~9月期

2014/11/29付
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主要生命保険会社の2014年4~9月期決算が28日出そろった。売上高にあたる保険料収入で第一生命保険が日本生命保険を上回り、半期ベースで初めて首位になった。銀行での窓口販売などに力を入れた成果で、来期以降は海外事業も収入を押し上げる。日生は資産規模や収益力で勝るものの危機感を強めており、窓販の品ぞろえを増やすなど巻き返しに動く。

第一生命の保険料収入は前年同期比22%増の2兆5869億円。日生も4%増え2兆4682億円を確保したが、第一生命に及ばなかった。

第一生命の収入をけん引したのは窓販向け商品を扱う子会社の第一フロンティア生命保険だ。円預金より高い利回りを狙える豪ドルなど外貨建て個人年金保険が人気を集め、保険料収入が前年同期の1.6倍になった。第一生命の収入全体に占める窓販の割合は37%と日生の9%に比べて高く、窓販の伸びが全体を押し上げた。

海外事業では年明けにも米プロテクティブ生命の買収を完了させる。15年度決算から年4000億円規模の保険料収入が加わる見通しで「日生超え」が一時的ではない可能性もある。

「日本最大にこだわっている当社としては看過できない」。第一生命に逆転を許した日生の児島一裕常務執行役員は28日の記者会見でこう強調した。日生は戦後ほぼ一貫して首位の座を維持。総資産や基礎利益といった指標ではなお他社を圧倒しているが、窓販の商品を増やしてテコ入れする。児島氏は海外事業も「マジョリティー(過半)出資も含めてチャンスをつかんでいきたい」と従来より踏み込んだ。

明治安田生命保険は14年ぶりに改定した主力商品の販売が好調で、基礎利益は第一生命を上回る2303億円だった。住友生命保険は、資産運用の利回りが契約者に約束した利回りを下回る「逆ざや」を15年3月期に解消できるとの見通しを示した。

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