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役員人事に反対相次ぐ 米銀大手ウェルズ・ファーゴ株主総会

2017/4/26 21:45
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【ニューヨーク=大塚節雄】米銀大手ウェルズ・ファーゴが25日開いた株主総会は、会社側が提案した取締役の選任案に反対票が相次ぐ異例の事態となった。結局、15人全員の再任が議決されたものの、うち4人は反対票が4割超に及んだ。不正営業問題を巡る株主の不満の大きさを示した。

昨年9月、顧客に無断で預金口座などを開く200万件超の不正行為が明らかになり、当時の会長兼最高経営責任者(CEO)の辞任に発展した。今回の総会では、有力な議決権行使の助言会社が全15人中12人への反対を株主に呼びかけ、同調の動きがどこまで広がるかが注目されていた。

総会では取締役全15人の再任が認められた。会社側の発表によると、昨年10月に就任したスローンCEOのほか、会社側が最近指名した2人の社外取締役が99%の賛成票を得た。これに対し、賛成票が一般に信任ラインとされる80%に満たなかったのは11人に上った。

なかでもサンガー会長ら4人の賛成票は53~57%にとどまり、賛否が拮抗した。サンガー氏は会長に就く前から筆頭取締役だったほか、他の3人もリスク管理の委員会を率いるなど業務監督で重要な立場にあった。事態の深刻化を防げなかった責任は免れないとみる株主が多かったようだ。

著名投資家ウォーレン・バフェット氏が率いる大株主のバークシャー・ハザウェイは今回、現経営陣の支持に回ったとみられる。一方、米公的年金大手のカリフォルニア州職員退職年金基金(カルパース)や同州教職員退職年金基金(カルスターズ)は、9人の再任に賛成しなかった。

総会後、サンガー会長は「株主は本日、取締役会に不満を表明する明確なメッセージを送った。我々は株主、顧客、従業員の信頼を再構築するため、なお多くのなすべきことがあると認識している」との声明を出した。米金融業界では、総会の結果は、株主から広い支持を得られなかった会長らの進退問題につながるとの見方も出ている。

米メディアなどによると、今回の総会は出席者から経営陣の責任を問う声が飛び交うなど荒れ模様となり、強制退場となった株主もいた。

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