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三井住友海上、アジアに軸 シンガポール損保を1750億円で買収

2017/8/24 21:33
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三井住友海上火災保険は24日、シンガポール最大手損害保険のファーストキャピタルを買収することで合意したと発表した。買収総額は約1755億円で、同社のM&A(合併・買収)では過去2番目に大きな規模となる。日本の国内保険市場の先細りが見込まれるなか、損保各社は海外展開を強めている。三井住友海上は海外のうち特にアジアへの展開に注力していて、今回の買収もその足がかりとする考えだ。

ファーストキャピタルはシンガポール最大手の損保会社。現在はカナダにある金融大手フェアファクス社が親会社で、ファーストキャピタルの株式の97.7%を保有している。三井住友海上はこの株式の全てを1株あたり約7千円で買い取る。2018年3月末までに買収を完了する予定だ。

ファーストキャピタルは純利益が年70億円規模で、大企業向けの保険引き受けに強みを持っている。火災保険と、船舶保険を含む海上保険を得意分野としていて、16年の保険料収入のうち60%を占めている。日系企業や中小企業、個人向けの保険に強みを持つ三井住友海上にとって買収効果が高いと判断したようだ。

ファーストキャピタルの買収により、三井住友海上の持ち株会社であるMS&ADインシュアランスグループホールディングスの純利益に占める海外事業の割合は、現在の16%から20%近くまで高くなる。

三井住友海上はこれまでにアジアやオセアニア地域の生損保の買収・出資に、総額2800億円を支払ってきた。今回の買収で経済が急激に成長しているアジアでの保険需要をさらに取り込みたい考えだ。シンガポールでは今後も保険市場が拡大する見込みで、先行して投資するという狙いもあるようだ。

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