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英IAG、長距離LCCに参入 6月から北米路線など就航

【ロンドン=黄田和宏】英航空大手ブリティッシュ・エアウェイズなどを傘下に持つ英インターナショナル・エアラインズ・グループ(IAG)は17日、長距離路線で格安航空会社(LCC)事業に参入すると発表した。新ブランド「LEVEL(レベル)」を立ち上げ、スペインのバルセロナを拠点に、6月から米西海岸など4都市に新規就航する。

サンフランシスコに週3便、ロサンゼルスに週2便就航するほか、中南米の2都市が対象となる。運賃は片道99ユーロ(約1万2000円)からで、17日に予約の受け付けを開始した。当初はグループのイベリア航空(スペイン)の乗務員により運航し、将来的に250人を新規に採用する計画だ。バルセロナ以外にも拠点を拡大することを検討する方針だ。

欧州と北米などを結ぶ長距離路線では、ノルウェーのLCC、ノルウェジアン・エア・シャトルが先行しており、これに対抗するため独航空大手ルフトハンザ・グループも傘下のユーロウイングスを通じて、長距離LCCを強化している。仏蘭エールフランスKLMも参入を計画しており、IAGの参入により競争は一段と激化する見通し。

一方、米航空大手は、採算性の高い大西洋路線の価格破壊や雇用喪失につながると警戒を強めており、トランプ政権に航空自由化の見直しなどを求めている。

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