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「生保の異端児」 ライフネットの出口会長退任

ライフネット生命の出口会長

ライフネット生命保険は15日、出口治明会長(68)が6月下旬の株主総会後に退任すると発表した。積極的な情報開示やインターネットを使った販売方式で、業界の常識を覆してきた「異端児」が一線を退く。出口氏は「準備会社の立ち上げから10年が過ぎたのを機に、今後は創業者として後進の育成にあたりたい」と話している。

出口氏は日本生命保険で企画や資産運用など中枢を歩み、2005年に33年間籍を置いた同社を退社。06年に58歳で準備会社を立ち上げ、2年後に開業にこぎ着けた。保険会社の経費に充てられる「付加保険料」の開示やネット直販ゆえの割安さで業界の反発を招きながらも、独自の事業モデルで子育て世代を中心に支持を集めてきた。

ただ近年では新契約が伸び悩み、成長の限界を指摘する声も出ていた。出口氏は現状について「創業前に想定していた範囲では真ん中くらい」としつつ、「ネット生保が業態としてもっと盛り上がるかと思っていた」と"誤算"も口にした。

退任後も会社には毎日顔を出し、人材の育成や広報活動に汗を流すという。経営のかじ取り役は岩瀬大輔社長に一本化しつつ、新たに抜てきした30代の取締役を中心として経営体制に移る。出口氏は「創業後の第2ステージを後陣から支えたい」としている。

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