サイバー防衛、AIが主役に 量産ウイルスも検知しやすく
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身代金要求型ウイルス(ランサムウエア)の「ワナクライ」が世界中で被害を広げてから1カ月余り。米国がスパイ活動のためにつくった仕組みが同ウイルスの開発につながったとされる。国家も巻き込み、ウイルスの量産時代に入ったサイバー空間での攻防の主役として、人工知能(AI)が注目され始めてきた。
ワナクライは広く普及した米マイクロソフトの基本ソフト(OS)の弱点を突く。サーバーとのやりとりを通じてウイルスを...
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