三菱UFJ銀、ロボットが商品提案 本店で試験設置
三菱東京UFJ銀行は12日、接客用のロボットを東京・丸の内の本店に試験的に設置した。来店客と会話しながら、商品やサービスを提案する。将来的な無人店舗なども視野に、ロボットを活用した顧客サービスの維持・向上策を探る。
仏アルデバラン社が開発したヒト型ロボットの「NAO」。人が近づくと会話が始まり「海外旅行ではクレジットカードと現金のどちらを使いますか」といった質問をしてくる。客が「はい」や「いいえ」で答えると、最終的にデビットカードなどを勧めてくる。
同行は成田空港支店(千葉県)にもNAOを導入し訪日外国人向けに外貨レートなどを伝えている。今回の試験的な設置で活用範囲の拡大につなげたい考えだ。
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