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フィンテック・規制・中国リスク…3メガ銀の「頭痛の種」

2017/5/9 21:25
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3メガバンクの目下の“頭痛の種"は何なのか。金融とIT(情報技術)を融合した「フィンテック」、トランプ米政権下での「金融規制」「中国リスク」――。8~9日に都内で開かれた国際金融協会(IIF)の春季総会で登壇したトップの発言からは、それぞれの問題意識がにじんだ。

「脅威、危機感を持っている」。三井住友銀行の高島誠頭取は8日の討論会でフィンテックについて語った。ベンチャーやIT大手などの異業種参入が相次ぐ現状を踏まえ「新規参入者と(既存の)金融機関は同じ規制のもとで監督を受けるべきだ」とくぎを刺した。

金融規制の先行きへの不安を口にしたのはみずほ銀行の林信秀会長。「米国の規制がどうなるかわからず(銀行を監督する国際ルールである)バーゼル規制も先行きが不明確な期間が長いほど影響がある」と言及した。

3メガ銀で海外事業比率が最も高い三菱UFJフィナンシャル・グループの平野信行社長には海外関連の質問が集中した。「世界で最も心配なことは?」との問いに対し「中国。地政学リスクと政治リスク」と答えた。

9日には金融庁の森信親長官も登壇した。銀行に対し「社会を成長させるビジネスモデルが必要」と注文。その上で「(金融当局は)静的な規制から動的な監督(に転換する)」と訴え、金融機関を過度に規制で縛るつもりはないと強調した。

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