2019年2月23日(土)

りそな・三井住友系関西3地銀、統合発表 18年4月

2017/3/3 21:41
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りそなホールディングス(HD)と三井住友フィナンシャルグループ(FG)は3日、傘下の地銀3行を来年4月に経営統合することで基本合意したと発表した。大阪市内で記者会見したりそなHDの東和浩社長は「関西の顧客基盤をさらに大きくできる」と指摘。三井住友銀行の国部毅頭取も国際金融規制を受けるメガバンクの傘下よりも統合で「リテール(個人・中小企業向け)バンクとして成長できる」と強調した。

両社は新たな持ち株会社をつくり、三井住友FG系の関西アーバン銀行みなと銀行、りそなHD系の近畿大阪銀行をぶら下げる。大阪地盤の関西アーバンと近畿大阪は合併を検討する。

9月末までに持ち株会社の社名や本社所在地、役員構成などを固める。持ち株会社への出資比率はりそなHDが50%超と連結子会社にして経営の主導権を握るが、三井住友FGも20~25%程度出資して持ち分法適用会社とする。株式交換などの方法で統合を進め、来年4月に持ち株会社を東京証券取引所に上場させる一方、関西アーバンとみなとは上場廃止になる。

新会社は大阪府、兵庫県、滋賀県を中心に3行合計で379店を展開。総資産は11.4兆円、貸出金は8.6兆円と関西最大の地銀グループになる。3行の事務やシステムはりそなグループの方式に統合し効率化する。

今後の一段の地銀再編には「まずはこの再編をしっかり実現させる」(東社長)と慎重な構えをみせた。りそなHDと三井住友FGという親会社同士が接近する可能性については両首脳とも「両社の関係は変わらない」と否定的な見解を示した。

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