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【NQNロンドン】13日のロンドン株式市場で、FTSE100種総合株価指数は反落した。前日の終値に比べ14.23ポイント安の7351.21で引けた。構成銘柄の約6割が下落した。
米中貿易協議が進展するとの期待が後退し、売りが広がった。ただ、下げ幅は午後に縮まった。金融株の下落が株価指数の下げに大きく影響した。
香港の情勢が緊迫化していることから、アジアとの関係が深い銀行のHSBCホールディングスの下げが目立った。不動産投資信託(REIT)のブリティッシュ・ランドは、厳しい市場環境が響いて上期に減収・減益となったことを受けて大幅安となった。メディアのITVは3%超下落した。
医薬品株は買われた。飲料のコカ・コーラ・ヘレニック・ボトリングは6%超上昇した。新興市場での業績が好調で第3四半期の売上高が増加したことが手掛かりとなった。金相場が上昇し、関連のフレスニージョも大幅高となった。通期の業績見通しを据え置いた自動車・航空部品のスミス・グループも上がった。電力のSSEは、上期の増益を発表し上昇した。