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米国株、続伸しダウ911ドル高 コロナワクチンの開発に期待 ナスダックは3カ月ぶり高値

【NQNニューヨーク=川内資子】18日の米株式相場は3日続伸。ダウ工業株30種平均は前週末比911ドル95セント(3.9%)高の2万4597ドル37セントと4月29日以来の高値で終えた。新型コロナウイルスのワクチン開発への期待が強まり、景気敏感株を中心に幅広い銘柄に買いが優勢となった。米連邦準備理事会(FRB)などによる追加経済対策が景気を支えるとの観測も買いを誘った。

ナスダック総合株価指数は220.268ポイント(2.4%)高の9234.828と、2月21日以来ほぼ3カ月ぶりの高値で終えた。スマートフォンのアップルやソフトウエアのマイクロソフトが上昇。エヌビディアが上場来高値を更新するなど半導体株も買われた。

米バイオ製薬のモダーナが18日、新型コロナのワクチンの初期の臨床試験で効果が確認されたと発表した。治験参加者の全員が抗体を得たことが確認できたという。ワクチンが早期に完成すれば経済活動が正常化が進むとの期待が強まった。

パウエルFRB議長は17日の米CBSの番組で「米経済が完全に復元するには時間がかかる。できることはまだ多くある」と述べた。緩和的な金融政策や財政出動が今後も実施され、長期的に景気を支えるとの期待を誘った。

ワクチン開発の進展が好感され、業績が新型コロナの直撃を受ける業種はそろって大幅高となった。空運のユナイテッド航空ホールディングスは21%高、ホテルのマリオット・インターナショナルは17%高となった。航空機需要の持ち直し期待から航空機のボーイングは13%上昇した。

テーマパークに併設する商業施設を20日に再開すると発表した映画・娯楽のウォルト・ディズニーは7%上昇。18日から北米での自動車生産を約2カ月ぶりに再開した自動車のゼネラル・モーターズ(GM)やフォード・モーターも大幅に上げた。

パウエルFRB議長が金融緩和策としてマイナス金利に否定的な認識を示したのを受け、JPモルガン・チェースなど金融株も上げた。原油先物相場が上昇し、エクソンモービルなどエネルギー関連株が買われた。

ダウ平均を構成する全30銘柄が上昇し、業種別S&P500種株価指数の全11種が上げた。

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