/

米国株、ダウ353ドル高 米中首脳会談と欧米の金融緩和への期待で

【NQNニューヨーク=戸部実華】18日の米株式相場は大幅に続伸した。ダウ工業株30種平均は、前日比353ドル01セント(1.4%)高の2万6465ドル54セントで終えた。米中首脳会談が来週に開かれる見通しとなり、米中摩擦を巡る警戒感が後退した。米欧の金融緩和期待も相場を支え、幅広い銘柄に買いが入った。一時は414ドル高となり、昨年10月の過去最高値(2万6828ドル39セント)まであと300ドルほどに迫った。

トランプ米大統領は18日朝、「中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席と電話でいい会話をした。来週に日本で開かれる20カ国・地域首脳会議(G20大阪サミット)で協議を継続する」とツイッターに投稿した。両国の担当チームが近く事前協議を始めるという。

米中協議の進展期待が広がり、工業製品・事務用品のスリーエム(3M)や建機のキャタピラー、半導体株など中国への収益依存度が高い銘柄が買われた。中国への一段の追加関税が回避されるとの思惑も浮上し、中国で製品を生産し米国に輸入しているアップルやナイキの上昇も目立った。

欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が18日の講演で「(経済・物価情勢が改善しなければ)追加の刺激策が必要になる」と述べ、追加緩和を示唆した。発言を受けて欧州の主要株価指数が上げ、米国株にも買いが波及した。19日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で米連邦準備理事会(FRB)も金融緩和に前向きな姿勢を示すとの見方も株買いを後押しした。

ボーイング株が5%あまり上げ、1銘柄でダウ平均を約130ドル押し上げた。2度の墜落事故を起こした機種「737MAX」を英航空大手から200機受注したとの発表が好感された。ボーイングは中国売上高が大きく、米中摩擦への懸念後退も支えだった。

ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、108.859ポイント(1.4%)高の7953.883と5月7日以来の高値で終えた。エヌビディアやマイクロン・テクノロジーなど半導体関連株が大幅高だった。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン