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米国・欧州株概況

米国株、ダウ続伸10ドル高 前日終値を挟んでもみ合い ハイテク株には利益確定売り

2018/11/9 6:48
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【NQNニューヨーク=古江敦子】8日の米株式市場でダウ工業株30種平均は小幅ながら4日続伸した。前日比10ドル92セント高の2万6191ドル22セントと10月9日以来約1カ月ぶりの高値で終えた。前日に大幅に上げた反動で売りが優勢になる場面もあったが、取引終了にかけて上げに転じ、方向感に乏しい展開となった。

ニューヨーク証券取引所=AP

ニューヨーク証券取引所=AP

前日は米中間選挙の通過で不透明感が薄れ、ダウ平均は545ドル高で終えていた。8日はハイテク株を中心に利益確定や戻り待ちの売りが先行した。午前は米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控え、様子見を指摘する声もあった。

ただ、米株の変動性指数(VIX)は16台で推移しており、投資家心理は落ち着きを取り戻している。VIXは20を超えると不安心理が高まった状態とされる。年末に向けた株高を期待した買いも入りやすく、取引時間中は前日終値を挟んでもみ合う場面が目立った。

米連邦準備理事会(FRB)は8日のFOMCで金融政策の現状維持を決めた。声明では米景気の力強さを背景に金融政策は「一段の利上げが正当化される」との表現を残した。利上げ継続の観測が強まって米金利が上昇し、ハイテク株など高PER(株価収益率)銘柄に売りが広がる場面があった。半面、利ざや改善期待から金融株の一角は買われた。

ニューヨーク原油先物が3月半ば以来の水準に下落した。原油安を警戒して、エクソンモービルやシェブロンなど石油株が売られ、ダウ平均の重荷となった。

ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は3日ぶりに反落し、前日比39.869ポイント(0.5%)安の7530.885で終了した。グーグル(アルファベット)やフェイスブック、アップルなど主力のハイテク株が下落した。前日夕に発表した7~9月期決算が最終赤字に転落したクアルコムが大きく下げ、半導体株がつれ安した。

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