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米国株、ダウ続落し115ドル安 早期利下げ期待の後退で

【NQNニューヨーク=戸部実華】8日の米株式相場は続落した。ダウ工業株30種平均は前週末比115ドル98セント(0.4%)安の2万6806ドル14セントで終えた。米連邦準備理事会(FRB)による早期の利下げ期待の後退が相場の重荷となった。アップルやボーイングといった個別に売り材料が出た銘柄の下げもダウ平均を下押しした。

5日に発表された米雇用統計で非農業部門の雇用者数の伸びが市場予想を上回り、早期利下げへの期待が後退した。独立記念日の翌日だった5日は休暇を取った投資家が多く、週明け8日も売りが続いた。主要な米株価指数は前週半ばに過去最高値を更新しており、目先の利益を確定する売りも出やすかった。

アップル株の下げも相場の重荷だった。アナリストがiPhone販売が低調だと指摘し、投資判断を「中立」から「売り」に引き下げた。ボーイングは墜落事故を起こした小型機「737MAX」の購入契約をサウジアラビアの航空会社が取り消したと伝わり、売り材料視された。2銘柄でダウ平均を60ドルあまり押し下げた。

大規模なリストラを発表したドイツ銀行の米預託証券(ADR)が大幅に下げ、米金融株に売りが波及したのも相場の重荷だった。世界景気の減速を理由に、モルガン・スタンレーが8日に大手金融株全般の投資判断を引き下げたのも売り材料になった。

10~11日に米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が米議会証言に臨む。発言内容を見極めたいという投資家も多かった。

ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は63.409ポイント(0.8%)安の8098.382で終えた。アップルのほか、バイオ製薬株や一部の半導体関連株の下げも目立った。

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