2019年8月18日(日)

米国株、ダウ反発し390ドル高、中国や欧州株高で 戻り見込みの買い

2015/9/9付
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【NQNニューヨーク=川内資子】3連休明け8日の米株式市場でダウ工業株30種平均は大きく反発し、4日に比べ390ドル30セント(2.4%)高い1万6492ドル68セントで終えた。中国や欧州株式相場が上昇し、米市場でも買いが優勢となった。相場は取引終了にかけて上げ幅を広げ、この日の高値圏で終えた。

中国・上海株式相場が8日に反発し、中国株安が続くとの警戒感がやや薄れた。中国の8月の貿易統計で輸出入がともに減少。中国当局が景気を支えるために追加の金融緩和に踏み切るとの思惑を誘ったことも投資家のリスク選好を促した。

欧州株も総じて上昇し、米市場でもこのところ下げが目立ったIT(情報技術)や機械関連、金融株などを中心に幅広い銘柄に戻りを見込んだ買いが入った。

世界銀行のカウシィク・バス上級副総裁が「米連邦準備理事会(FRB)が9月に利上げに踏み切れば、新興国市場のパニックと混乱につながる」と述べたと、英フィナンシャル・タイムズ(FT、電子版)が8日午後に報じた。米利上げが先送りされる可能性が意識され、米株式への買いを促したとの指摘もあった。ダウ平均は取引終了にかけて一段高となり上げ幅は一時400ドルを超えた。

ナスダック総合株価指数は3営業日ぶりに反発し、同128.011ポイント(2.7%)高の4811.930で終えた。

業種別S&P500種株価指数は全10種が上昇した。「ヘルスケア」や「IT」、「資本財・サービス」の上げが大きかった。ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約9億2000万株(速報値)、ナスダック市場(同)は約17億2000万株だった。

欧州の規制当局が仏重電のアルストムのエネルギー部門の買収を承認したと報じられたゼネラル・エレクトリック(GE)が大きく上昇。資産運用のブラックストーン・グループが買収すると発表した不動産投資信託(REIT)のストラテジック・ホテルズ・アンド・リゾーツも買われた。安価なタブレット端末(多機能携帯端末)の発売を計画していると報じられたインターネット小売りのアマゾン・ドット・コムも高い。ダウ平均の構成銘柄はGE、小売りのウォルマート・ストアーズや製薬のファイザーを筆頭に全30銘柄が上昇した。

一方、経営幹部の退任が伝わった短文投稿サービスのツイッターが売られた。

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