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米国株、ダウ反落し22ドル安 一時589ドル安から下げ幅縮小

【NQNニューヨーク=戸部実華】7日の米株式市場でダウ工業株30種平均は小幅に反落し、前日比22ドル45セント(0.1%)安の2万6007ドル07セントで終えた。欧米の長期金利が大幅に低下し、世界景気の減速が意識された。投資家のリスク回避姿勢が強まり、一時は下げ幅を589ドルに広げた。ただ、午後に米長期金利が下げ幅を縮めると米株も急速に下げ渋り、引け間際には前日終値を挟んでもみ合った。

自国経済を支えるためインドやタイ、ニュージーランドの中央銀行が7日、相次いで利下げを決めた。世界的に緩和競争が激しくなるとの見方から欧州や米国の国債が買われ、長期金利が低下した。米10年物国債利回りは一時1.59%と2年10カ月ぶりの低水準を付けた。長短金利差が縮小し、景気後退リスクが改めて意識された。

米中対立への警戒感も投資家心理を冷やした。中国人民銀行(中央銀行)が7日、人民元の売買の基準値を前日と比べて元安水準に設定した。中国の通貨安誘導が米国の反発を買い、対立が強まると受け止められた。

長期金利低下による利ざや悪化懸念からJPモルガン・チェースやゴールドマン・サックスといった金融株の売りが目立った。4~6月期決算が市場予想に届かなかった映画・娯楽のウォルト・ディズニーが大幅に下げたのもダウ平均の重荷だった。

売り一巡後は下げ渋る展開となり、午後には小幅高に転じる場面もあった。米長期金利が低下幅を大きく縮め、過度な景気不安が後退した。コカ・コーラやマクドナルドなど業績が景気の影響を受けにくいディフェンシブ株が買われたのも相場を下支えした。ダウ平均の日中の値幅は632ドルに達した。

ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は続伸し、29.561ポイント(0.4%)高の7862.826で取引を終えた。朝方は売りが先行し、一時は130ポイント安となった。売り一巡後は急速に下げ渋り、上昇に転じて終えた。アップルやフェイスブック、マイクロソフトなど主力株の一角が高い。

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