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米国株、反落 ダウ82ドル安 米政治の不透明感を嫌気

【NQNニューヨーク=横内理恵】7日の米株式市場ではダウ工業株30種平均が3営業日ぶりに反落し、前日比82ドル76セント(0.3%)安の2万4801ドル36セントで終えた。前日夕に米政権の経済政策の要だったコーン国家経済会議(NEC)委員長が辞任を表明し、米政治の混乱や不透明感が嫌気された。

大型減税などを主導してきたコーン氏の辞任で、トランプ政権の経済政策運営に対する懸念が強まった。コーン氏は国際協調を重視し、トランプ政権が検討する鉄鋼やアルミニウムの輸入制限を目的とした関税引き上げに反対していたとされる。米政府の保護主義への警戒感も相場の重荷だった。中国などとの貿易摩擦の悪影響を受けるとの見方から、建機のキャタピラーや航空機のボーイングなどが下げた。自動車株にも売りが優勢になる場面があった。

米経済の先行き不透明感が強まり、金融株や消費関連株も売られた。ダウ平均は349ドル安まで下げ幅を広げる場面があった。

引けにかけては買いが優勢になり、ダウ平均は一時34ドル安まで下げ渋った。午後にホワイトハウスが、トランプ大統領が今週中に関税の詳細を発表すると明らかにした。メキシコやカナダ、その他同盟国を課税対象から外す可能性にも言及した。貿易相手国に一律に関税を課す強硬な政策が回避され、米経済への打撃が小さくなるとの安堵感が買いを促した。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は4日続伸し、同24.642ポイント(0.3%)高の7396.649で終えた。ダウ平均が下げ渋ったのに歩調を合わせ、上げに転じた。主力ハイテク株に値ごろ感からの買いが入った。

業種別S&P500種株価指数(全11業種)では「生活必需品」「エネルギー」など8業種が下落、「IT(情報技術)」などが上げた。

アナリストが投資判断を引き下げたネットフリックスが下落。四半期決算で1株利益などが市場予想を下回った1ドルショップのダラー・ツリーも大幅安だった。ダウ平均銘柄では石油のエクソンモービルやスポーツ用品のナイキが下げた。

決算が市場予想を上回ったカジュアル衣料のアバクロンビー・アンド・フィッチが高い。ダウ平均銘柄ではIBMや半導体のインテルの上げが目立った。

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