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米国・欧州株概況

米国株、ダウ45ドル安で8日続落 1カ月半ぶり安値 米政策懸念で

2017/3/28 5:41
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【NQNニューヨーク=古江敦子】27日の米株式市場でダウ工業株30種平均は8日続落した。前週末比45ドル74セント(0.2%)安の2万0550ドル98セントと、2月14日以来ほぼ1カ月半ぶりの安値で終えた。8日続落は2011年7月下旬から8月初旬にかけて8日続落して以来、ほぼ5年8カ月ぶり。トランプ米大統領による政策運営の不透明感が警戒され、運用リスクを避ける動きが広がった。

ダウ平均は朝方に一時180ドル超下げた。前週末に医療保険制度改革(オバマケア)の代替法案を巡り、共和党の保守強硬派の賛同が得られず下院の採決が見送られた。議論をまとめられなかったトランプ米大統領の指導力に疑問符が付き、税制改革など経済政策の審議も難航するとの見方が強まった。

経済政策が頓挫すれば米景気や企業業績の逆風となりかねないとの見方から、買い持ち高を整理する目的の売りが出た。政策期待で買われてきたゴールドマン・サックスなど金融株、建設機械のキャタピラーなど資本財株に売りが膨らんだ。米原油先物相場の下落を受けてシェブロンなど石油株が下落し、相場の重荷になった面もあった。

ただ、朝安後は下げ幅を縮めた。「米政権が公約にする金融などの規制緩和は議会を通す必要はなく、景気押し上げ効果への期待は残る」(ダウ・ブルのマーク・ペイドー氏)との指摘があった。来月から本格化する米主要企業による1~3月期の決算発表への期待も相場を支えた。

ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は続伸した。前週末比11.636ポイント(0.2%)高の5840.374で終了した。

業種別S&P500種株価指数は全11業種のうち「電気通信サービス」「金融」「不動産」など7業種が下落。「ヘルスケア」「素材」「IT(情報技術)」は上昇した。

個別銘柄では通信のベライゾン・コミュニケーションズ、ゼネラル・エレクトリック、クレジットカードのアメリカン・エキスプレスが下落した。事業売却を発表した包装材大手のシールドエアーは、収益力低下を懸念した売りに押された。

一方、化学のデュポンが上昇。欧州連合(EU)の欧州委員会が経営統合計画を条件付きで承認したことを好感した買いが入った。半導体のインテルや製薬のファイザーも上げた。金融大手が投資判断を最上位の「買い」で始めたと伝わった写真・動画共有アプリ「スナップチャット」を運営するスナップも高い。

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