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米国株、ダウ反発し133ドル高、大統領選 クリントン氏優位の見方 ITが高い

【NQNニューヨーク=川内資子】27日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反発し、前日比133ドル47セント(0.7%)高の1万8228ドル30セントで終えた。26日夜開催の第1回の米大統領選候補のテレビ討論会で民主党のヒラリー・クリントン候補が優位を保ったとの見方から買いが優勢となった。

大統領候補の討論会について市場では、クリントン氏と共和党のドナルド・トランプ候補の政策や発言は特段驚く内容ではなかったと受け止められた。言動などが読みにくいトランプ候補が勝利する警戒感がやや和らぎ、株式の買いを誘った。

このところ下げが続いたドイツ銀株は朝安後に上げに転じた。JPモルガン・チェースなど米金融株に買い戻しが広がり相場を押し上げた。

米連邦準備理事会(FRB)のフィッシャー副議長が「大幅な利上げは望んでいない」などと述べたと伝わり、金利の低い状態が長引くとの思惑が強まったことも株式の買いにつながったとの指摘があった。

ただ、原油先物相場が大きく下げ、エネルギー関連株の一角が売られた。ダウ平均は朝方に前日終値を下回って推移する場面もあった。

ナスダック総合株価指数も3日ぶりに反発し、同48.221ポイント(0.9%)高の5305.712で終えた。

業種別S&P500種株価指数では全11種のうち「IT(情報技術)」や「一般消費財・サービス」「金融」など8種が上昇。一方、「不動産」や「公益事業」「エネルギー」は下げた。ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約8億5000万株(速報値)、ナスダック市場(同)は約17億3000万株だった。

増配と自社株買いを発表したクレジットカードのアメリカン・エキスプレスが買われた。医療機器のボストン・サイエンティフィックが買収を発表した同業のエンドー・チョイス・ホールディングスは急騰。

IBMやマイクロソフト、シスコシステムズなどIT関連株の上昇が目立った。

一方、ボストン・サイエンティフィックは小安い。四半期決算で最終損益が赤字となった調査会社のIHSマークイットが続落した。

ダウ平均の構成銘柄では映画・娯楽のウォルト・ディズニーだけが下げた。

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