米国株、ダウ大幅続落 392ドル安、中国株安 ナスダック6日続落  

2016/1/8 6:54
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【NQNニューヨーク=横内理恵】7日の米株式相場は大幅続落した。ダウ工業株30種平均は前日比392ドル41セント(2.3%)安の1万6514ドル10セントで終え、2015年10月2日以来約3カ月ぶりの安値をつけた。下げ幅は9月1日(469ドル)以来の大きさだった。中国など世界的な株安を受けて投資家心理が悪化。リスク資産を手じまうための売りが加速した。

ダウ平均は前日比の下げ幅が一時440ドルを超えた。人民元相場が下げ止まらず、約4年10カ月ぶりの安値を付けた。ニューヨーク原油先物相場が約12年ぶりの安値を付け、原油の下げが止まらないことを警戒した売りもあった。

株価の急落が続く中国では、米東部時間の午前中に中国当局が8日からサーキット・ブレーカー制度をいったん停止すると伝わった。米株式相場はこの報道を受けてやや下げ渋る場面もあったが、その後は中国政府が市場安定に有効な手立てを持っていないなどの見方が強まったといい、午後にかけては売りが加速した。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は6日続落し、同146.339ポイント(3.0%)安の4689.426で終えた。15年10月1日以来の安値だった。多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数も15年10月1日以来の低水準だった。

株価の変動率を示し「恐怖指数」とも言われるVIX指数は節目の20を連日で上回って24.99となり、昨年9月末以来、約3カ月ぶりの高水準をつけた。

業種別S&P500種株価指数では、「IT(情報技術)」や「金融」「エネルギー」など全10業種が下落した。ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約11億7000万株(速報)。ナスダック市場は約24億6000万株(同)だった。

四半期決算が市場予想に届かなかった住宅建設のKBホームが大幅安。人員削減を検討していると報じられたネット検索のヤフーも安い。中国景気を巡る不透明感から中国の電子商取引(EC)最大手アリババ集団なども売られた。ダウ平均では航空機のボーイングやゼネラル・エレクトリック(GE)、アップルの下げが目立った。

一方、ウォルマート・ストアーズは上げた。年末商戦を含む2015年11から12月期の既存店売上高が前年同期比で伸びた百貨店のJCペニーも買われた。

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