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米国株、ダウ大幅続落 650ドル安 米国の新型コロナ感染拡大を懸念

【NQNニューヨーク=岩本貴子】26日の米株式市場でダウ工業株30種平均は大幅に続落した。前週末比650ドル19セント(2.3%)安の2万7685ドル38セントで終えた。米国で新型コロナウイルスの感染拡大が過去最多を更新したうえ、追加経済対策の合意も遠のき、米景気回復が遅れると警戒された。下げ幅は965ドルに達する場面もあった。

米ジョンズ・ホプキンス大の集計によると米国の1日あたりの感染者数は23~24日に8万人を超え、7月の記録を上回って過去最多となった。飲食店の営業制限など経済活動への規制が広がり、景気を押し下げるとの懸念につながった。

追加経済対策の与野党協議を巡り、野党・民主党のペロシ下院議長とメドウズ米大統領首席補佐官がお互いの交渉姿勢を非難する事態となり、大統領選前の成立の可能性が低下している。新政権が発足する来年1月下旬まで成立しないとの見方も出ており、経済支援の遅れが景気を冷やす可能性が意識された。

航空機のボーイングや建機のキャタピラーなど景気敏感株が安い。旅行・レジャー需要の持ち直しに時間がかかるとの見方から、クレジットカードのビザやアメリカン・エキスプレス(アメックス)に加え、空運株も下げた。新型コロナのまん延でテーマパークや映画事業への悪影響が警戒された娯楽のウォルト・ディズニーも売られた。

ハイテク株にも売りが広がった。独ソフトウエアのSAPが25日、2020年12月期通期の業績見通しを下方修正した。新型コロナ禍で企業のIT(情報技術)需要が減速しており、ソフトウエアのマイクロソフト、顧客情報管理のセールスフォース・ドットコムなどが連想売りで大幅安となった。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は大幅に反落した。前週末比189.35ポイント(1.6%)安の1万1358.94で終えた。

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