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米国株、反発 ダウ396ドル高、4カ月ぶり上げ幅 米中交渉再開に期待

【NQNニューヨーク=森田理恵】16日の米株式市場でダウ工業株30種平均は大幅に反発した。終値は前日比396ドル32セント(1.6%)高の2万5558ドル73セントだった。上げ幅は4月10日以来およそ4カ月ぶりの大きさだった。米中が貿易戦争の回避に向けて交渉を再開するとの期待が投資家心理を強気に傾けた。上げ幅は444ドルに達する場面があった。小売りのウォルマートやIT(情報技術)機器のシスコシステムズが急伸し、ダウ平均の上昇に寄与した。

中国商務省が16日、王受文商務次官が8月下旬に訪米して事務レベル協議に臨むと公表した。米国家経済会議(NEC)のクドロー委員長も16日朝の米経済番組に出演し、中国との通商交渉を再開すると認めた。貿易戦争を回避できるとの期待感から、航空機のボーイングや建機のキャタピラーなど中国向けの売上高比率の高い銘柄が大幅に上昇した。2銘柄でダウ平均を126ドル押し上げた。

運用リスク回避の姿勢が後退して安全資産とされる米国債は売られ、米長期金利が上昇した。このためJPモルガン・チェースやゴールドマン・サックスなど金融株も買われた。

ウォルマートが9.3%高と急伸したのもダウ平均の大幅高に寄与した。16日朝に発表した2018年5~7月期決算で、売上高と特別項目を除いた1株利益がともに市場予想を上回った。通期の業績見通しを上方修正したことも好感された。

前日夕に四半期の好決算を発表したシスコシステムズも大幅に上昇した。市場では「ダウ平均は工業株中心で貿易関連の話題に反応しやすい。さらに個別の好材料が目立ったため上げ幅が大きくなった」(日系証券の営業担当者)との声があった。

ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は反発した。前日比32.406ポイント(0.4%)高の7806.524で終えた。フェイスブックやアルファベット(グーグル)、ネットフリックスなど主力株の一角は売られ、指数の上値は重かった。

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